かちばれブログ

0歳と2歳の息子を育てるワーママのブログ。子育て、保育園、仕事と育児の両立などについて情報共有していきます。いつになっても初めてのことだらけで小さな疑問に溢れる子育て。私の経験を共有することで、同じように奮闘するママのお役に立てたらと思います。

ヘルプ症候群になったら次の子は諦めたほうがいいの?

第1子妊娠時に、HELLP症候群になりました。

HELLP症候群は再発のリスクがあります。

母子ともに死に至る恐れすらあるHELLP症候群。

第一子は無事未熟児フォローを終えましたが、その後、第2子を望んでいいのか、とても悩みました。

 

きっと同じように悩まれている方は多いと思います。

私は、どうしても子供が2人以上欲しかったので、リスクを知りながらも諦められず、第2子を出産しました。

 

再発の不安と向き合いながらの妊娠生活。怖かったけれど、産科の先生たちに支えられながら何とか乗り切りました。

 

妊娠の経過と、注意した点をご紹介します。

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HELLP症候群は再発するのか

溶血、肝酵素上昇、血小板数減少が起きて、母体、胎児ともに危険な状況に陥るHELLP症候群。

発症率は全妊娠の0.1-0.8%といわれています。

発症のリスク要因は、妊娠高血圧腎症やHELLP症候群の既往があること、HELLP症候群になった患者の姉妹や子供、種々の遺伝子異常などです。

つまり、1回目でHELLP症候群になった人は、再発のリスクがあるということです。

 

私は再発について先生に相談したところ、「再発するかどうかは、データが少なすぎてわかりません」とのこと。

特に、私のように妊娠高血圧症候群を合併しなかった例は、ただでさえデータの少ないHELLP症候群のなかでも1割程度らしく、その患者さんがどれくらい再発するのかといったデータは分析されていないようです。

 

ただ、次の子を諦めるべきかについては、先生は「リスクを踏まえて検診などしていけばよいので、諦めなくてもいいと思います」と言ってくださいました。(第一子出産直後から不安で何人かの先生に相談しましたが、皆同様に前向きな回答でした)

  

HELLP症候群の予防方法

予防として、リスクのある妊婦に、低用量のアスピリンを服用する「低用量アスピリン療法」や、カルシウムを服用する「カルシウム補充療法」の研究がされているそうです。

ただ、まだ、予防法としては確立していないそうです。

 

私の通った産院では、「低用量アスピリン療法」をやっていました。

 

有効な予防法がないということで、 症状が出たらすぐに対処することが重要とのこと。

しっかり検診をして、異常がないかどうか、チェックしていくことが大事なようです。 

 

注意すべきこと

血圧に注意

HELLP症候群は妊娠高血圧症候群を合併することが多いです。

そのため、高血圧になっていたら、注意が必要です。

 

具体的には、最高血圧140㎜Hg以上が続くと要注意。

 

私は検診時以外にも、毎日家で血圧を測定していました。

継続して140を超えたら、病院に連絡するように言われていました。

 

もちろん、塩分の取りすぎを防止するなど、高血圧を防ぐ生活をすることも心掛けると良いと思います。

 

できるだけ緊急帝王切開可能な病院で検診を

私は妊娠12週以降は、いつでも帝王切開が可能な大学病院でフォローすることになりました。

HELLP症候群は発症したら基本的に、妊娠の終了=緊急帝王切開が必要です。

緊急帝王切開が必要になったときにすぐに実施してもらえる病院で普段から検診を受けていれば、妊娠経過の情報が蓄積されているので、帝王切開時にも安心だと思います。

大学病院であれば、HELLP症候群の症例も経験があるので、その点でも心強いです。

 

なお、大学病院の場合、毎回診察する先生が違うケースも多いと思うので、毎回「前回ヘルプになりました」と念のため口頭でお伝えするといいと思います。

 

私はカルテに書いてあるかなと油断していたところ、診察の終わりかけに先生が気付き、「前回のことがあるならもう少し詳しく見ましょう」とエコーをやり直したことがあります。

 

28週以降は検診はこまめに受ける

HELLP症候群の発症は妊娠28週以降が殆どです。

私は28週を過ぎてからは、1週間おきの検診となりました。

 

もし再発した場合、兆候にいち早く気づき、対処するしかありません。

大きなお腹を抱えて毎週病院に通うのは大変ですが、お腹の子と自分の命のため、そして、自分の体に何かあって上の子が寂しい思いをしないように、頑張ってこまめな検診を受けてください。

 

もしもの時の対策を周到に

HELLP症候群が再発してしまった時のために、自分の入院中に上の子の保育園の送り迎えをしてくれる人を確保するなど、もしもの場合にも備えておくことも大切です。

 

私は送り迎えには地域のファミリーサポートを利用しました。

基本的に近くに住んでいる方がサポートしてくれることになります。

私の場合は息子の保育園のルールにも精通している方が担当してくださり、とても心強かったです。料金も1時間800円と安価で利用でき、助かりました。

 

長期入院や緊急手術になったときに上の子の面倒を見てもらえるよう、ベビーシッターなどを予め利用し、信頼できる預け先も確保しておくと良いと思います。

私はキッズラインというサービスを利用しました。

シッターさんと息子が楽しそうに過ごしている姿を見て安心できましたし、一度利用しておくと次回の予約はスムーズにできて良かったです。

 

緊急時はパパの協力も不可欠ですので、事前に勤め先に妻の出産にリスクがあることを伝え、駆け付けてもらいやすい状況を整えておくことも必要です。

上司に妻の妊娠中のリスクを伝えるのはかなり勇気がいることとは思いますが、いきなり早退や休みをとることになり迷惑をかけるよりはいいのかなと思います。

念のため私は、夫自身の仕事においても、もしもの時に備えてできる限り誰かに仕事を引き継ぎ可能な状況で仕事を進めておいてもらえるよう、お願いしていました。

 

HELLP症候群にならなくとも、出産はとにかく何があるかわかりませんので、異変が起きたらすぐ対処できるような体制を整えておくと安心です。

 

 

私の第2子妊娠の経過

12週の時点で、少し子宮への血流量が減っており、HELLPの兆候かもしれないとのことで、低アスピリン療法を検討しました。

ただ、最終的には、薬物アレルギーの既往があるため、リスクを考慮して見送りました。

 

そのため予防はできませんでしたが、毎回の検診ではエコーで胎児だけでなく子宮の状況も丁寧に見ていただき(診察にはいつも40分くらいかかっていました)、血液検査もこまめに実施していただきました。

第一子の時は血液検査でHELLP症候群であることに気付いてもらえたので、血液検査で肝機能値等に問題ないことを確認できれば、安心です。

 

そして、結果的には何の問題もなく、予定帝王切開日に出産しました。

初めての臨月を迎えたときは、すごく嬉しかったです。

 

出産後も48時間はHELLP症候群再発のリスクが高いので、血圧等をこまめに確認いただきました。血液検査もしてもらい、異常ありませんでした。

 

問題なく産後5日で退院。

前回は未熟児の子供をGCUに預けて退院したので、子供と一緒に退院できるのはとても嬉しかったです。

 

余談ですが、、、よく聞かれるのですが、帝王切開を2回しても、お腹にできる傷口は一つです。表面は1つですが、子宮の筋肉は同じ場所を2度切ると薄くなるので、別の場所を切っているそうです。外から見ても全く分かりません。

 

 

まとめ

第2子以降の妊娠は、上の子のことを考えると、下の子の出産で自分が絶対に死ぬわけにはいかないという気持ちが強いですよね。

私も、1歳の我が子を見ながら、既にこんなにかわいい子がいるのにハイリスクな体で第2子を望んでいいのか、すごく悩みました。

 

でも、リスクを把握したうえで、自身の体調変化に注意して生活し、病院でこまめに検診を受け、不安なことがあれば都度先生にも相談することで、無事、第2子を出産することができました。 

 

子供達が2人で楽しそうに遊んでいる姿を見ると、勇気を出して2人目を産んで良かったと心から思います。

 

同じような状況で悩んでいる方はぜひ、一人で悩まず、信頼できる産婦人科の先生に相談されてみてください。

そして産むことを決意したら、できる限りの備えをして、少しでも安心して出産に臨んでいただけたらと思います。

 

 

最後になりましたが、私はハイリスクな出産を支えてくれた産院のスタッフの方々、そして産前産後の生活をサポートしてくださった上の子の保育園の先生方や、ファミリーサポート、ベビーシッターの方々に心から感謝しています。

 

本記事を読んでくださった妊婦さんが、安心して出産を迎えられますことを心から祈ってます。