2歳の息子は、コロナ対策として、手洗い、うがい、帰宅時のシャワーを習慣化しました。
少し苦労しましたが、必要時はマスクもできるようになりました。
結果として、風邪をひかなくなったので、有効な対策だったかなと感じています。
定着するまでに少し苦労した部分もあるので、うまくいった方法をご紹介したいと思います。
目次
手洗い
手洗いは1歳の時から習慣化できていました。
保育園でも教えてくれているおかげが大きいと思います。
ただ、”皆がやっているから自分もやる”という、集団心理の働かない家庭では、なかなか自ら進んで手洗いには向かいません。
そのため、手を洗わないと居間に入れないというルールにしました。
毎回、「ばい菌マンがいるから、手を洗おうね」との声かけも続けました。
もちろん、親も、外から帰ったらまず手を洗います。
そうすることで、外から帰ったら洗面台に向かう習慣を定着できました。
うがい
2歳児にいきなり、喉まで洗う「ガラガラ ぺ」は無理なので、口に水を含んで出すだけの「ブクブク ぺ」から練習しました。
息子の場合、2歳になったばかりのころに歯医者で教わり、家でも少し練習をしていました。
うがい自体は楽しいようで子供はやりたがります。
でも最初は口に含んだ水を全部飲んでんでしまい、水分を取りすぎてしまいます。
水を吐き出せるようになっても、真下にしか吐けないので服がびしょびしょになります。
そのため、どうしても親がうがいの練習に消極的になっていました。
そんななか、コロナ禍でうがいを意識せざるを得なくなり、練習再開。
服が濡れるのを避けるため、最初はお風呂場で練習しました。
最初に歯医者で教わってから半年以上経っての習得となりましたが、物事の理解度が高まってきたこともあり、練習再開後は2週間くらいでできるようになりました。
保育園では、うがいができないうちは、ほうじ茶を飲んで殺菌しているようです。まだうがいができない小さい子には、それもお勧めです。
帰宅時のシャワー
外から帰ったら必ずシャワーを浴びるのは、コロナ対策として始めたことです。
息子は基本、状況の変化が嫌なので、シャワーはいつも嫌がります(お風呂に入るのを嫌がるけれど、逆に、入ってしまえば出るのを拒みます。。。)。
そのため、お風呂場のおもちゃを充実させました。
水鉄砲や、霧吹き、お風呂用の積み木など。お風呂でしか遊べないおもちゃがあって、わくわくする場所を目指しました。
そして、たとえ眠くても、空腹でも、どんな時でも外から帰ったら、絶対シャワーを浴びることを徹底しました。
(眠い時は抵抗して脱衣所で泣くので、親の心が折れそうになりますが、我慢です)
ひたすら、毎日、時には一日に複数回、とにかく外から帰るたびにシャワーに向かうことで、習慣化できました。
マスク
マスクは、最初は好奇心でつけてくれましたが、2回目以降は苦しいのか、嫌がりました。
そこで、マスクに息子の好きな車や飛行機の刺繍をしました。
そうするとまた興味をもってくれるようになりました。
ここぞというときにしてくれればいいので、密な場所に行くときや、マスクをしないと入れない場所に限って、「飛行機のマスクしよう!」と提案。
マスクができたら、「かわいいね!」「マスクしてくれてありがとう!」と、褒めたり、感謝の言葉を積極的にかけます。
幸い、周りの大人の方々が「小さいのにマスクして偉いね!」と褒めてくれることもあり、何とかできるようなりました。
まとめ
手洗いもうがいも、シャワーも、とにかく習慣化してしまえば子供はこどもは抵抗なくやってくれることがわかりました。
マスクも、したほうがいいんだ!という状況が納得できれば、してくれます。
2歳後半になり、何かをするときに理由を求めてくることも増えました。
コロナ自体は理解できていなくても、色々なところで見聞きすることを総合して、本人なりに「お風邪が流行ってるから」と納得して、行動してくれているようです。
手すりなど、不特定多数の人が触る箇所に必要以上に触らないでほしいときなども「今はお風邪が流行ってるから触らないでね」というと、触らないように気を付けてくれて、状況を何となく理解してくれているような気がします。
公園の遊具で遊んだあとは、手のアルコール消毒も嫌がらずにやってくれます。
必要な理由を納得できるまで根気よく説明し、毎日続けることで習慣化する。
これが大事と思います。
コロナ予防のためとはいえ、成長著しいこの時期に、遊びを制限しすぎるのは発達に良くない気がして、外遊びはできる限りしたいと思っています。
そのためには、2歳だからと諦めず、今後もできるかぎりの対策を続けていきたいと思います。