コロナ禍で、4月から保育園に入園予定だった次男の保育園入園も延期。3カ月にわたり、2歳児と0歳児とともにstay at home となりました。
夫は毎日出勤だし、毎日2歳児と0歳児と過ごすなんて初めて。
最初はどう過ごしてよいかわからず、戸惑いました。
試行錯誤でいろいろなことをしてみた中で、やって良かったと感じたことを共有したいと思います。(それなりにストレスフルな日常の中、有効だった親の息抜き方法も別記事で共有します)
目次
2歳児と料理
コロナ前は、一緒に料理したいなと思いつつも、2歳児とだと手間がかかるし、面倒でなかなか手を出せていませんでした。
でも、外に行けない自粛期間。料理は子供も楽しめそうだし、程よく時間もかかって、食育もできてよさそう!とのことでいくつか挑戦しました。
今回は特に息子にヒットしたものをご紹介します。
餃子の皮でピザ&デザート
一番たくさんやったのは、餃子の皮を使った料理。
ピザは、餃子の皮の上にウインナーやピーマン、玉ねぎ、トマト等を載せてトースタで焼くだけ。
具材は家にあるもの何でもいいと思います。
他にも、チーズとジャガイモを詰めてサモサ風にしたり、あんこを包んでデザート餃子も作りました。
子供は特に、あんこを包んで皮の両端をくるっとねじった「キャンディー」づくりにはまっていました。
どれも料理というほどではないかもしれませんが、2歳児が遊び感覚でほぼ自分一人でできるので、子供の初めての料理にちょうどいいと思います。
息子は餃子の皮での料理をきっかけに、普段の料理でも積極的にお手伝いをしたがるようになりました。
今では、グリンピースの皮をむいてくれたり、ドレッシングを混ぜてくれたり、ちょっとしたお手伝いも楽しんでやってくれています。
うどん作り
半日仕事ですが、うどん作りも楽しかったです。
小麦粉をこねて、踏んで、伸ばして、切って、麺にして。切る以外は2歳児でも楽しくできました。
最後に火も通すので衛生的にも問題ないし、お勧めです!
私自身初めてのうどん作りでしたが、結構おいしくでき、2歳児も大人の1人前以上、ペロッと食べてくれました。
伸びないし、火傷やこぼれる心配もないので「つけ麺」がお勧めです。
梅シロップ作り
意外とできたのは、梅仕事。
2歳児には難しいかなと思いましたが、ヘタを爪楊枝で上手に取ってくれ、一緒に作業できました。
2歳児って結構器用に手を動かせるんですね。
子供にやり方を教えながらも、1キロの梅を15分くらいで処理できました。パパとやっても同じくらいの時間がかかったのではないかと思うくらい、戦力になってくれました!
漬けこむ作業も、子供でも扱いやすい氷砂糖を使えば、部屋の中が汚れる心配もなくて一緒にできました。
毎日「もう食べていい?」と聞いてきて、すぐに食べられないのはもどかしいですが、「おいしくなあれ」のおまじないをかけるのも日課になっていて楽しいです。
お友達とオンライン通話
長男は保育園に行けず、お友達とのかかわりが極端になくなりました。
そのため、お友達とテレビ電話をしてみるました。
2歳児同士がリモートで一緒に遊べるのか不安でしたが、結構盛り上がりました。
画面を通してお店屋さんごっこをしたり、おもちゃを見せ合ったり。
たまに相手のおもちゃを欲しがったり、「一緒に遊びたーい」と駄々をこねますが、何とか気持ちを抑えて、楽しんでいました。
小さい子供がお友達とコミュニケーションをとるって、すごく頭を使っているんだなと感じます。
お友達との関わることで、親と一緒にいる時には使わないような頭を使うようで、電話をした日は必ず、お昼寝をたっぷりします。
親との会話だとつい甘えちゃったり、なんとなく通じちゃったりすることがあるけれど、お友達とだとそうはいかず、真剣に考えてお話ししているのだと思います。
海外に行ってしまったお友達ともお話しできました。
オンライン通話はこれからも活用していきたいです。
お友達とオンラインでお出かけ
コロナ禍で、水族館や動物園など様々な施設がオンラインでの見学ができるようになっています。
そこで、お友達とオンラインで画面共有しながら、一緒に博物館見学をしてみました。
結果として、親たちが盛り上がっているのを見て何とか付いてて来れた感じではありましたが、非日常を楽しんでくれたようでした。
2歳児だと、世界観に入り込むのが難しいので、できるだけ大きい画面で見せることがポイントと感じます。
もちろん、お友達と繋がなくとも楽しめます。
その方が、自分の興味に合わせて自由に進めるので、より楽しめるのかもしれません。
お友達と画面共有して一通り見た後で、興味のあるものを自分で見るといった使い方がベストでしょうか。
お洗濯ごっこ
子供たちが毎日家にいると、家事をいつしようか、結構悩んでいました。
例えば洗濯。干していると「遊ぼうよー」と寄ってきて、足にまとわりつくので、なかなか完了しません。
そこで、「一緒にやってくれたら助かるんだけど!」と誘ってみました。
すると、すんなり「いいよー」と快諾。どうやら、洗濯バサミに興味を持ったようです。
洗濯ばさみで自分のシャツやズボンを挟むのは楽しいようで、遊び感覚でやっています。2歳児って何でも遊びにしてしまう天才ですね。
すかさず「助かる!」「ありがとう」と感謝の言葉をかけ、気持ちよくお手伝いしてもらうのがポイント(たまに下に落としたり、全体的に干し方は雑ですが、気にしてはいけません)。
気付けば、私が洗濯物を干しだすと、「干す!」と寄ってきてくれるようになりました。
まとめ
これまで興味がありつつも面倒でやっていなかった料理や、そもそも存在を知らなかったオンライン通話。どちらも、これからも子供との活動に取り入れていきたいなと感じる、自粛生活で得た学びでした。
料理では、梅のヘタ取りなど、こんなこともできるんだ!と成長に気づかされることも多かったです。
2歳児と一緒だと、自分で調理するよりも格段に時間がかかりますが、特に男の子の場合、いつまで一緒に料理してくれるかわからないと思えば、許容できる手間かなと思います。
今後は本当のピザや、パン作りにも挑戦してみたいなと思っています。
とにかく、自粛生活は、親は家事が進まないし、子供もなかなか外に出られなくてストレスフルなので、できるだけ家事は「一緒にやる」、遊びはオンラインなど「文明の利器に頼る!」をキーワードに今後も乗り切っていきたいと思います。